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当科は、医局員が100名以上と、非常に大きな医局となっています。そのなかで、医局員には「男性も女性も自分の武器をつくることが重要だ」と日ごろから伝えています。その「武器」をつくるためにも、専門外来を担当してほしいと考えています。当科に専門外来が多いことは、このような考え方の結果かもしれません。専門外来は女性医師が多く活躍していることが特徴です。たとえば、睡眠時無呼吸外来や禁煙外来、化学療法外来は多くの女性医師に担当してもらっています。 呼吸器内科学講座 髙橋 和久 主任教授   平澤 大倉先生はリンパ脈管筋腫症(以下、「LAM」とする)の専門外来を担当されていると伺っています。LAMについてお話をいただけますか。  大倉 LAMは妊娠可能な女性に多い嚢胞性肺疾患です。稀な疾患ですが、進行すると呼吸不全になり肺移植が必要となる疾患で、難病に指定されています。治療方法は、現在のところ内服薬による治療のみです。結節性硬化症に伴うLAM や腎血管筋脂肪腫を合併している場合、妊娠を希望されている場合などは、他科との連携が重要となります。他科との連携は、患者さんにとってより良い診療を考えることもできますし、疾患に対して異なる見方や考え方も知ることができるので、私自身もとても勉強になっています。 平澤 大倉先生は、どのようなきっかけでLAMの治療に携わるようになられたのですか。  大倉 私は医学部生の時に女性の慢性疾患の診療に携わりたいと思い、内科を選択しました。しかし、研修医時代に当科・高橋史行准教授の患者さんとの向き合い方や疾患に対する勉強の仕方などに影響を受け、女性の診療に特化している診療科ではありませんが、呼吸器内科に入局をしました。その後、大学院時代、瀬山先生(現・客員教授)のもとで嚢胞性肺疾患の研究をし、LAMの研究と診療に携わることとなりました。今、めぐりめぐって学部生のときに思い描いていた、女性の慢性疾患の診療をしていることに不思議な気持ちです。  髙橋 大倉先生には、ぜひ、そうした専門性を自分の「武器」にして、活躍をしていってもらいたいと思います。 呼吸器内科学講座 大倉 真喜子 先生 大倉 呼吸器内科は医局員が多いため難しいかもしれませんが、全員に平等にチャンスがめぐってくるようになると、能力のある若手がどんどん活躍していくことができるのではないかと思っています。私は瀬山先生と出会ったことで、LAMと出会い、専門外来を持たせてもらえるチャンスを髙橋教授からいただきました。私同様に当科の子どものいる女性医師については、出産後の働き方が定まっていない方もいます。子どもがいる女性医師も、それまでに培ってきた能力を活かし、将来のビジョンを描けるような仕組みがあるとそれがチャンスにつながるのではないかと思っています。そのためにも、医局全体が、性別・その人の環境を問わず、“全員にチャンスがめぐってくる環境”となることで、医局員一人一人がより働きやすくなることを期待しています。そして、「(家庭の事情等により)今はまだできませんが、数年後にもう一度声をかけてください」という答えも認めていただけるとうれしいです。  髙橋 医局員の皆さんには、自分の存在意義を感じてもらいたいと思っています。「絶対にこれだけは君にやってもらいたい」という部分を担ってもらいたいということです。特に、お子さんのいる女性医師は、人によって置かれている環境、ニーズが非常に多様です。組織として、やってもらいたいことと女性医師の希望がうまくマッチングできるよう、コミュニケーションをしっかりと図りながら、当科の基本的な方向性のもとで、個々の医局員の幸せが達成できるようにしていきたいと考えています。 座談会の様子 研究をすることで病態を深く把握する -工夫をしながら臨床と研究、そして子育ての実現 平澤 今のお話にもありましたが、大倉先生は一般呼吸器内科診療に加え、LAMの専門外来、研究もされていますね。子育ても真っ最中ということですが、時間のやりくりはどうされていますか。工夫していることがあれば、教えてください。  大倉 時間のやりくりは、何とか頑張っているところです。平日、十分に「母親」ができない分、休日はできる限り子どもを優先するようにしています。  平澤 難波先生は、双子のお子さんを含め、3人のお子さんがいらっしゃると伺っています。仕事と子育ての大変な時期を乗り越えるためのコツがありましたら、教えてください。 難波 私自身も、自信をもって「やれている」とは言えない状況です。子どもが3人いると、なかなか一人の子どもと向き合う時間を確保することは(医師でなくても)難しいです。そのため、3分など短時間でいいのでその子に集中する時間をつくったり、子どもが9しゃべり自分が1返すような会話を心がけています。また、患者さんの管理や会議など、自分の身体が現場にないとできない仕事と病院外でできる仕事をわけて、その割合を意識するようにしています。あとは、役に立つ家電への投資は惜しまないようにするとかでしょうか(笑)。小さな工夫の積み重ねの結果、2019年度には科研費を取得することができました。 呼吸器内科学講座 難波 由喜子 先生 平澤 最近、教員として大学に残る以外のキャリアも増えてきていますが、臨床に加えて研究ができることは、大学で働く魅力の一つではないでしょうか。  難波 大学院時代のことになってしまいますが、指導教員に二人三脚で研究指導をしていただいたことは、人生の豊かな時間だったと思います。研修医となって実際の患者さんと家族を目の前に、臨床医学の中でも診断学、治療学、薬学を必死で学んできました。そのうえで、分子生物学や統計学を学びながら、論理を考えて仮説を立てて検証実験をする作業は、医師としての幅を広げることにつながったと感じています。 実験の様子(大倉先生)   石島 大倉先生も科研費をお持ちと伺っていますが、専門外来と研究の両方をやってみて、いかがですか。  大倉 臨床と研究は、一見、別物のように見えますが、実際に研究をしてみると、「別物ではない」と感じることが多々あります。研究をすると、一つの疾患に対して視点を変えて見ることができるようになります。このことが、研究の魅力だと感じています。私の場合はLAMという疾患に研究から関わりはじめました。大学院修了時は、それまで研究をしてきた疾患に対して、「将来、臨床面からも貢献できたらいいな」と思っていたので、現在、専門外来を担当するようになり、研究・臨床の両面からモチベーションが上がりました。加えて、これまで自分たちのグループで研究してきたこと、今研究していることをなんとか臨床に生かせるようになりたいという思いが、より強くなっています。 髙橋 当科では、研究と臨床のどちらかを優先するのではなく、両方をやっていくということをポリシーとしています。その理由は、「優れた臨床医は研究ができる、研究ができる医師は臨床もできる」という考えがあるからです。大倉先生も話していましたが、研究をすると病態を深く把握できる力が養われます。そのため、当科では、必ず一定の期間、研究をやってもらうことにしています。  呼吸器内科における多様な働き方 平澤 難波先生は本学医学部附属浦安病院(以下、「浦安病院」とする)で勤務をされていますが、どのようなお仕事をされているのでしょうか。 難波 私は浦安病院のがん治療センターで、出向というかたちで、さまざまな診療科の先生方と一緒に仕事をしています。出向当初は、自分がどのような役割を求められているか手探りの状況でした。まずは現場で困っていることを職種を越えて学び、どうしたら安全に、確実に、効率よく医療提供ができるかを考えました。そのような中で、必要とされる人材のイメージが自分なりにでき、その結果、がん薬物療法専門医や遺伝性腫瘍専門医の取得に結びつきました。  平澤 難波先生のキャリアは、呼吸器内科のうえにがん治療という専門性を乗せたというイメージでしょうか。それとも、キャリアシフトというイメージになりますか。 難波 内科医という大きなアイデンティティがあるうえで、キャリアシフトというよりは、キャリアの枝分かれの延伸というイメージかと思います。今、私が担当させていただいている業務には、独学な部分も多く、まだまだ未熟ですが、「高度なすきま産業」として、今後も頑張っていきたいと思っています。  薬物療法センターで看護師と打合せ(真ん中が難波先生) 髙橋 がんに関しては、肺がんが一番多くの新薬が出てきている分野です。難波先生が行っているゲノム医療については、がんセンターも含めて、中心的に行っているのが呼吸器内科になります。このように呼吸器内科は、幅広い領域で社会からのニーズが高い分野になっています。そのため、多様なキャリア、進路が考えられます。最初に、大倉先生から子育て中の女性医師を中心に、「将来のビジョンを描けるようにしてほしい」という要望がありましたが、さまざまな領域で活躍できる呼吸器内科だからこそ、本家本元の呼吸器内科での自分の将来をきちんと考えつつ、一人一人の医師が「将来のビジョン」を描けるように、大学院修了後の進路の見える化を図っていきたいと考えています。今日は、大倉先生と難波先生に医局における女性医師の活躍を進める上での良いヒントをもらいました。  難波 以前、他大学出身の呼吸器内科の先生から、「子育てをしながら学位と専門医を持った女性医師を輩出できる順天堂はすごい」と言われたことがあります。私も患者さんのニーズ、医療制度、検査技術など刻々と変化する医療に対して柔軟に対応しながら、専門的な外来提供をしていきたいと思います。患者さんの目線で、満足が得られるような患者・家族の体験を一緒につくっていきたいです。 専門外来の様子(大倉先生) 平澤 大倉先生からも、最後に今後の目標をお願いいたします。  大倉 まずは一人の外来医として認められるよう邁進していきたいと思います。そして国内で数少ないLAM専門外来を患者さんのためにも、続けていきたいです。LAMは希少疾患です。そしてLAMの研究グループも、医局内では小さなグループ(希少)ですが、臨床・研究の両面からLAMのデータを発信していけるように、私も微力ながら貢献していきたいと思います。 平澤 本日は、ありがとうございました。 髙橋 和久(たかはし かずひさ) 順天堂大学大学院医学研究科呼吸器内科学 主任教授 1985年、順天堂大学医学部卒業。同年、同大医学部附属病院順天堂医院内科臨床研修医。1988年順天堂大学内科系大学院(呼吸器内科学)入学。1992年、同大学院修了、医学博士。1994年、米国ハーバード大学医学部附属病院マサチューセッツ総合病院留学。1999年、順天堂大学医学部呼吸器内科学講座医局長講師、2003年、同助教授。2005年、順天堂大学医学部呼吸器内科学講座及び大学院医学研究科呼吸器内科学教授。2014年、順天堂大学医学部附属順天堂医院副院長、2019年~同院長。2020年、北京大学客員教授併任。2021年、順天堂大学大学院共同研究講座(低侵襲テロメスキャン次世代がん診断学講座)及び順天堂大学大学院共同研究講座(バイオリソースバンク活用研究支援講座)教授、中国医科大学客員教授併任。2021年、日本医師会優功賞をはじめ多数の賞を受賞。日本内科学会(評議員/日本内科学会雑誌主任編集長2021年~)、日本呼吸器学会(副理事長、常務理事 2018年~/理事2008年~/代議員/禁煙推進委員会委員長、第63回日本呼吸器学会学術講演会会長(2023年))など、国内多数の学会で理事・評議員等を歴任。 大倉 真喜子(おおくら まきこ) 順天堂大学医学部呼吸器内科学講座 非常勤助教 2002年、順天堂大学医学部卒業。同年、順天堂大学附属順天堂医院内科研修医。2005年、順天堂大学呼吸器内科医局専攻生。2006年3月、磐城済世会松村総合病院内科医員。同年7月、独立行政法人国立病院機構東京病院医員。2007年、順天堂大学附属順天堂医院呼吸器内科(大学院)。2010年、順天堂大学大学院医学研究科修了(医学博士)。同年、順天堂大学呼吸器内科非常勤助教。2013年、カナダ(トロント)Brain Tumour Research Centre, The Hospital for Sick Children留学。2017年、順天堂大学呼吸器内科非常勤助教。日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本呼吸器学会呼吸器内科専門医、日本結核・非結核性抗酸菌症学会結核・抗酸菌症指導医、日本医師会認定産業医。2010年、順天堂大学大学院医学研究科博士課程 2010年度卒業生総代、2009年、第12回 Izu Respirology Forum, Young Investigator’s Award受賞。 難波 由喜子(なんば ゆきこ) 順天堂大学医学部呼吸器内科学講座 講師順天堂大学医学部附属浦安病院がん治療センター副センタ―長 2006年、順天堂大学医学部卒業。同年、順天堂大学医学部附属浦安病院初期研修医。2009年、同呼吸器内科助手。2016年、順天堂大学大学院医学研究科修了(医学博士)。同年、順天堂大学医学部附属浦安病院がん治療センター助教。2021年、同講師。日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本呼吸器学会呼吸器内科専門医・指導医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医、日本遺伝性腫瘍学会遺伝性腫瘍専門医。 インタビュートップに戻る   記事一覧 Vol.1「新井先生×前原先生対談 脳神経外科学領域」 Vol.2「整形外科学講座 座談会」 Vol.3「乳腺外科学講座 座談会」 Vol.4「呼吸器内科学講座 座談会」 Vol.5「心臓血管外科における働き方改革とダイバーシティの国際基準を学ぶ」 Vol.6「感覚器の時代”のフロントランナーを大学から ‐柔軟なキャリアを認めて多様性のある組織づくりを目指す‐」 〒113-8421 文京区本郷2丁目1番1号 センチュリータワー南15階(人事部内)大代表:03-3813-3111(内線 3124) このサイトについて プライバシーポリシー サイトマップ © 2023 Juntendo University

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